調湿木の家の魅力

健康に良い湿度を保つ

無垢の木の柱は、ビール瓶約6本分の水分を吸放湿するといわれています。 それは、木が建材として加工された後でもしっかりと生きている証拠。 本来持っている「調湿作用」を発揮しているためです。 高温多湿の日本では、その木の特性を生かした伝統の家作りが確立されてきました。 そして、調湿作用をもたないコンクリート住宅が増加する現在、 内装材に無垢の木を使うことの有用性が、あらためて見直されています。

調湿作用

無垢の木材には、ある程度まで乾燥すると周囲の水分を吸放出して自らの水分を保とうとする性質、「調湿作用」があります。
この一定の含有率を「平衡含水率」と呼び、日本の気候風土では15%が目安とされています。「無垢の家の内装材」平衡含水率は12%。 調湿作用による伸縮が最も少ない状態まで乾燥させていますが、伸縮するのは快適な住空間を保ってくれている証。あらかじめ、その性質を読み取って施工することが大切です。 さらに「無垢の家の内装材」では、無垢の木本来の調湿作用を最大限に発揮できるよう、仕上げに自然塗料塗装もラインナップ。 室内の湿度を快適な60%前後に調節し、カビやダニの原因となる結露を防ぐ役割も担います。

図1

図2

●10畳部屋における各材料の吸湿量

部位 面積 無垢の家の内装材
自然塗料塗装
無垢の家の内装材
レギュラー塗装
一般シートドア+
単板突板材
16.56 ㎡ 505.1 g 173.9 g 120.9 g
ドア 1.70 ㎡ 51.9 g 17.9 g 0 g
クローゼット 3.81 ㎡ 116.2 g 40.0 g 0 g
羽目板 10.92 ㎡ 333.1 g 114.7 g -----
合計 32.92 ㎡ 1006.2 g 356.7 g 120.9 g

無垢の家の内装材(自然塗料塗装)は、一般シートドア+単板突板床材の8倍、無垢の家の内装材(レギュラー塗装)は、3倍の吸放湿量
※レギュラー塗装は6時間経過した場合のデータのため、それよりも時間超過した場合には自然塗料塗装に近づきます。

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